2019年10月29日

証拠保全特別抗告棄却

 最高裁判所第2小法廷は、10月23日付で、証拠保全に関するわれわれの特別抗告を棄却する決定をしました。その全文は以下のとおりです。PDF

主文


 本件抗告を棄却する。

理由


 本件抗告の趣意は、憲法違反、判例違反をいう点を含め、実質は単なる法令違反の主張であって、刑訴法433条の抗告理由に当たらない。

 よって、同法434条、426条1項により、裁判官全員一致の意見で、主文のとおり決定する。

      令和元年10月23日
                       最高裁判所第二小法廷
裁判長裁判官 草野耕一
裁判官 菅野博之
裁判官 三浦守
裁判官 岡村和美



plltakano at 22:20コメント(8)ゴーン事件 | 証拠開示  このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント一覧

1. Posted by 存在意義   2019年10月30日 12:41
もはや最高裁に存在意義はない。
日本の司法の「リセットボタン」はどこにあったかなあ
「即位の礼」の次の日に棄却するところが。。。
この日付のゴム印も。。。

・・・
ポチッ!
2. Posted by 木山信夫   2019年10月30日 18:39
「憲法違反、判例違反をいう点を含め、実質は単なる法令違反の主張であって」と言い切る理由を最高裁は述べる義務がないのでしょうか。最高裁が、憲法の条文を明確化する義務を負わないとすると、憲法判断が単に無意味なものになり、自分たちの存在理由すら消えてなくなるということが彼らにはわからないんでしょうか?
3. Posted by Dr.PS13kai   2019年11月01日 04:09
3 「無罪になる(かもしれない)証拠を保全しないことは法令違反にならない」と最高裁は判断したことになるんですよね。ということは、「公判が始り有罪であるとする検察の主張の一言一句に対して無罪となる可能性のある事象を提示すれば、それが可能性のないことを検察が証明しなければならない」となるんですかね。検察が保全しない(=棄却した)のを裁判所が認めているのだから。このロジックは飛躍しているのかな。この最高裁の判断は肝では。
日産の新体制は中国志向(東風=中国のICBMという名称の合弁事業に関わった人物就任)となり、ルノーが生き残るにはアメリカと天秤にかけるしかないのに強がっているし。
トランプさんは再選されても5年で、誰が大統領になってもアメリカは相変わらず強国のままだが、習近平さんはボケた瞬間に失脚して中国は迷走するのに(すでに一部始まっている)。なんで今の状況が未来永劫続くと考えるのかな。今まで通りにいかない世の中になっているのに気付いていないんだ。(後半は飛躍してしまったかな。)なんとなくこの裁判は、後日一部の人に語り継がれるものになりそう。
4. Posted by 記者会見   2019年11月14日 21:29
5 先日の記者会見じっくり見ました。
日本のメディアは殆ど取り上げないのは日産がスポンサーとして広告出してくれるからでしょうか?
それとも、経済産業省絡みのもっと奥深い闇があるのでしょうか?

日産からの一歩的なリークは配信している中では、納得行かないです。

救いは海外メディアがちゃんと報道しています。

ゴーンさんの弁護人として、これからもメディアへの訴えを続けて下さい。
心より応援しています。
5. Posted by      2019年12月31日 11:40
保釈発案は高野隆弁護士という記事を見ました。ゴーン氏が海外逃亡したのはつまりあなたの所為ですね。責任を取るべきだと思います。
6. Posted by 通りすがり   2019年12月31日 18:05
1 本当に弁護人の言うとおり「寝耳に水」だったのであれば、「無罪請負人」や「刑事弁護界のレジェンド」といった綺羅星のごとき弁護団はゴーン氏から全く信頼されていなかったということになります。
ゴーン氏は絶対に逃げないし、弁護団が責任を持って逃さないと大見得を切っていたわけで、完全にハシゴを外された形です。
ゴーン氏はもう二度と日本には戻らないでしょう。
7. Posted by Dr.PS13kai   2020年01月01日 00:21
3 公判どうなるかワクワクしていたんだけど、これじゃ不完全燃焼です。誰かドキュメントを書いてくれないかなぁ。フィクションでもいいです。出国は「都内某所からヘリに乗って、東京近郊の某空軍基地から空路で」とか。日産は生え抜きの人がいなくなって海外ブランチになりそうだし、興味が無くなりました。でも、ゴーンさんの去就は追いかけるつもりです。あと、気になるのは「責任をとれ」という言葉が「死ね」と同義語に今なっていることです。「目でも歯でも死を」って「目には目を、歯には歯を」より人間が荒んでる世の中になりつつあるのかと思います。「目には目薬、歯には歯ブラシby俵越山」の世の中の方がいいな。
8. Posted by bob   2020年01月05日 21:13
5


検察・裁判所、不正・不法行為の証拠  ★★


ゴーン氏の未払役員報酬は、確定債務では無い。  ☆☆

9,232 百万円の(未確定)役員報酬の追加費用計上

→ 最善の見積もり額 ★ (13/19p)

(証拠書面) 日産自動車・決算短信(2018.3rd )
https://www.nissan-global.com/JP/DOCUMENT/PDF/FINANCIAL/ABSTRACT/2018/20183rd_financialresult_875_j.pdf



裁判所は、証拠書面6000箇所の削除を認定した。

最高裁判所 第二小法廷

裁判長裁判官 草野耕一
裁判官    菅野博之
裁判官    三浦守
裁判官    岡村和美

(備考)
http://blog.livedoor.jp/plltakano/archives/65951180.html
http://blog.livedoor.jp/plltakano/archives/65950691.html


重要証拠書面、証拠隠滅に該当する。

公文書偽造罪(刑法第155条)
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%88%91%E6%B3%95%E7%AC%AC155%E6%9D%A1

公務員職権濫用罪(刑法第193条)
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%88%91%E6%B3%95%E7%AC%AC193%E6%9D%A1

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